日本メディカルスポーツトレーナー協会の 予防医学への取組み

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予防医学への取組み

日本人の三大死因となっている、ガン、脳卒中、心臓病。
そのうち脳卒中と心臓病は、肥満や糖尿病、高血圧など、
血管に悪影響を与える生活習慣が起因になっていると指摘されています。
日本メディカルスポーツトレーナー協会(JMSA)では、
予防医学の見地に立ち、スポーツやその専門知識を一般の人々に広く普及させることで、
生活習慣病を予防する環境づくりをめざしています。

予防医学とは

予防医学とは、「病気になったら治す」という治療医学に対して、「病気や病気になる以前の未病の状態を予防する」という考え方です。さらに、病気を予防するだけでなく、病気の進展を抑えたり、再発を防止することも予防医学の一環と考えられています。以上を踏まえ日本メディカルスポーツトレーナー協会(JMSA)では、運動やスポーツ知識に基づく徒手療法を活用する事で、主に下記の状況における予防医学の推進をめざしています。

◎健康期における健康の増進、および生活習慣の改善による、疾病の発生予防や傷害の発生防止
◎疾病や傷害の治療期におけるリハビリテーション等による心身の機能回復及び、QOL(Quality Of Life=生活の質)に配慮された、再発防止対策や社会復帰対策

予防医学とスポーツの関わり

アスリートが試合で最高のパフォーマンスを発揮するためには、2つの領域からのアプローチが必要です。そのひとつが、身体機能を高めたりコンディショニングを整えるフィジカルトレーニングの領域。もうひとつが、外傷の処置や疲労回復を担当するメディカル領域です。また、この一連の技術は、一般の人々や高齢者の、リハビリや肉体パフォーマンスの向上にも役立てることが可能。近年、パーソナルトレーナーの活躍が著しいのも、アスリートが活用している運動法やケアを健康や美容のために役立てたいと考える、一般の人々のニーズが高まっているためと言えるでしょう。

スポーツアロマセラピー

アロマセラピーとは、植物から抽出して作られた精油の香りや成分を用いて不調を緩和する自然療法。回復効果を高める力が医学的に評価され、スポーツ業界でも活用が広まっています。日本メディカルトレーナー協会(JMSA)では、予防医学の観点からこのアロマセラピーの力に注目。トレーナーが身につけるべき新たな技能と位置づけ、スポーツアロマセラピストの資格認定も行っています。

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